「AI(人工知能)開発はPythonでできる?」
「Python以外でもAIはつくれる?」
「Pythonの効率的な勉強法を知りたい」
スマホや家電など、さまざまなものにAI(人工知能)が組み込まれており、「AIをつくってみたい」と興味をもつ人が多くいます。
しかし、AI開発は複雑で、知識の浅い初心者は挫折してしまいます。
私は、PythonをつかってAI開発を行っています。
そこで今回、初心者向けにAI(人工知能)開発についてわかりやすく解説した記事を作成しました。
この記事を読めば、AI開発に必要な基本知識と構築方法がわかります。
「AI(人工知能)をつくってみたい」このような人には役立つ内容なので、さいごまで読んでください。
結論として、AI(人工知能)開発はPython(プログラミング言語)をつかうことで効率的に構築することができます。
この記事でも、PythonでAI開発する流れを解説します。
AI・人工知能は将来性の高いテクノロジー
近年、注目を集め続けるAI・人工知能は、将来性の高いテクノロジー(技術)です。
ホントにそうなるかはわかりませんが、「将来、多くの仕事がAIに代わられる」といわれています。
しかし、AIをつくったり、管理する仕事は増えていくはずです。
実際に、大小さまざまな規模のAI・人工知能プロジェクトが存在しています。
AIとは学習するロボット
AI・人工知能とは、学習するロボット(プログラム)です。
ロボット(プログラム)が学習した内容によって、自動で答えを導き出します。
したがって、
- ロボットに良い学習をさせれば、良いAI・人工知能ができる
- ロボットに良くない学習をさせれば、良くない(使えない)AI・人工知能ができる
学習させる内容によって、良くも悪くもなります。
AI・人工知能の特長
AIが誕生するまえは、プログラムやシステムという言い方や捉え方が主流でした。
プログラムからAI・人工知能になることで、下記のような特長(プログラムとのちがい)がでてきます。
- 設定されていないことも答えをだせる
- 学習内容によって、答えが変わる
- 将来を予想できる
プログラムやシステムは、設定したとおりに実行され、イレギュラーなケースではエラーになってしまいます。
しかし、AI・人工知能は、設定されていないイレギュラーなケースでも、エラーになることなく答えを返します。※返す答えが合っているとはかぎりません。
また、学習した内容から先のこと(未来・将来)を予測することもできます。※正しい未来とはかぎりません。
AIは、これまでに学習した内容をもとに、答えを導きだします。
AI・人工知能を開発できる人材が求められる
AI・人工知能を活用すれば、人間がすべてを考えることなくロボットがやってくれるため、多くの業界や分野で導入が進んでいます。
AI・人工知能に関係する仕事(求人数や業務数)も伸び続けています。
将来性が高いAI・人工知能を開発できる人材の需要は、今後も伸び続けていきます。
AI(人工知能)開発はPythonと相性が良い
AI(人工知能)開発は、Pythonとの相性がバツグンで、多くのAI(人工知能)はPythonをベースに開発されています。
- AI開発のライブラリが豊富
- シンプルなソースコードでわかりやすい
- プログラムの拡張性が高い
<吹き出しAI(人工知能)を開発するならPythonしかありません。
PythonはAI開発のライブラリが豊富
Pythonは、AI(人工知能)開発に必要なライブラリが豊富にあります。
特定の機能をまとめたプログラムのかたまりのこと。ライブラリはインターネット上に無料公開されており、自由に組み込むことができます。
AI(人工知能)を開発するためには、さまざまなプログラムを構築する必要があります。
- データ(情報)収集
- データ分析・統計
- 画像・動画解析
- 自然言語処理・音声処理
- 機械学習・深層学習
上記のプログラムがPythonライブラリとして存在しているので、ライブラリを利用することで必要最低限のプログラミングでAIを開発できます。
シンプルなソースコードでわかりやすい
Pythonは、シンプルでわかりやすいソースコードが特徴です。
他のプログラミング言語とくらべて、少ないコード量でプログラムを実行できます。
少ないコードでプログラミングできるということは、開発時間の短縮やエラーやバグなどを見つけやすいというメリットもあります。
PythonでAIを学ぶならスクールがおすすめ
AI(人工知能)開発を学びたい人は、基礎学習は独学でもできますが、実務につかえる応用スキルはプログラミングスクールに通うことをオススメします。
独学でも応用スキルを学ぶことはできますが、かかる時間や手間が大きいためスクールに通い、最短でスキルを身につけましょう。
もちろん、時間に余裕がある人や趣味でAI開発してみたい人は、スクールに通わず独学で学んでください。
AI開発の基礎を独学で学ぶ方法
AI(人工知能)開発の基礎は、独学でも習得可能ですが、前提としてプログラミング基礎知識やPython基礎スキルが必要です。
プログラミング初心者やPython未経験者は、こちら記事を参考にプログラミング・Pythonを学んでください。
- 動画(YouTube)で全体像と流れを理解する
- 参考書で学ぶ
- 実際にAIをつくってみる
AI開発スキルの独学は、全体像や流れを理解するためにYouTubeなどの動画で学びましょう。
全体の流れなどを理解できたら、参考書で体系的に深くまで学びます。
動画と参考書で学び終えたら、実際に自分でAIをつくってみます。※小規模なAIが望ましい。
実際にAI開発をはじめると、つまづくことばかりですが、一つひとつ解決してスキルアップしていきましょう。
AI開発が学べるプログラミングスクールの選び方
AI開発の基礎スキルが身についてからプログラミングスクールで学ぶと効率的にスキルアップできます。
しかし、プログラミングスクールによっては、カリキュラムのレベルが低い(高い)などのミスマッチが起こる可能性があります。
そこで、下記を注意してプログラミングスクールを選ぶようにしましょう。
- 身につけたいスキルが学べるか?
- 質問できる環境はあるか?
- 一人ひとりに合ったカリキュラムか?
- オリジナルのアプリ開発ができるか?
上記を参考にプログラミングスクールを選びますが、正直、ホームページや資料を見てもわからないと思います。
スクールによっては、無料体験会を開催しているので、事前に参加して自分の目で確認してみましょう。
無料体験会に参加すれば、ミスマッチを減らせます。
まとめ:独学でAI開発の基礎を学んでステップアップしよう
AI開発の基礎スキルは、下記のロードマップで学べば、独学でも習得できます。
- 動画で全体像と流れを理解する
- 参考書で学ぶ
- 実際にAIをつくってみる
しかし、応用スキルを独学で学ぶには、時間や労力がかかり、結果的に学習コストが高くなります。
おすすめは、独学で基礎スキルを身につけたら、AI開発が学べるプログラミングスクールを検討することです。
独学でも学べますが、効率的に学びたい人はスクールがおすすめです。
しかし、プログラミングスクールに通ってみて「思っていた内容とちがった」などミスマッチが発生することもあります。
ミスマッチを無くすには、スクールが開催している無料体験会に参加して自分の目で確認することが大切です。
プログラミングスクールを選ぶときは、AI開発が学べて、無料体験会をおこなっているスクールを比較した記事があるので、参考に選んでください。