「プログラミングの全体像が知りたい」
「後悔しないために最初に知っておくべきことは?」
「挫折しない勉強法をおしえて!」
さまざまなモノにプログラミング技術が活用されている現代において、初心者がプログラミングの全体像を把握することは困難です。
しかし、全体像を把握しない状態で、プログラミング学習を始めてしまうと、失敗や後悔する可能性が高くなります。
わたし自身も、全体像を把握しないままプログラミングを学び始めたため、回り道をしてしまいました・・・。
そこで今回、プログラミングを学び始めたい初心者のために、プログラミングの全体像を解説した記事を作成しました。
この記事を読めば、プログラミング業界の全体像が把握でき、自分の目指すべき目標や道筋が明確になります。
「プログラミングを学びたい」・「失敗・後悔したくない」このような人には役立つ内容なので、さいごまで読んでください。
全体像を把握しないままスタートすると失敗する!
これからプログラミングを学び始めたい人は、全体像を把握しないままスタートしてしまうと、失敗や後悔する可能性が高くなります。
失敗や後悔したくない人は、必ず全体像を知ってから始めてください!
全体像を把握することは、自分の目標をはっきりさせてゴールまでの道筋を明確にすることです。
道筋がハッキリすれば、目標達成までにやるべきことが明確になり、最短距離でゴールできます。
私は、全体像を知らずにプログラミングを始めてしまい後悔した経験があります…
私を含めて全体像を知らずに始めた人が経験した失敗・後悔の一部を紹介するので、後悔しないように注意してください。
失敗例1:関係ないことを勉強してしまった
全体像を把握しないままプログラミングを学び始めた結果、目標達成には関係ないことを勉強してしまい時間をムダにしてしまいました。
例えば、Web系エンジニアが目標の人が、ローカルアプリケーションの知識を学んでしまった…
学んだことが完全にムダになるわけではないので問題ないのでは?と考える人もいるかもしれませんが、大きな問題につながる可能性があります。
プログラミング学習はモチベーションとの戦いで、いかにモチベーションを下げずに勉強できるかがカギになります。
そんななか、関係ないことを学ぶことで時間を浪費し、意味がないと知ったときにはモチベーションは激しく下がってしまいます。
全体像を把握しないことが、プログラミング学習の挫折につながってしまうので、事前に全体像を把握しておきましょう。
失敗例2:転職したら思っていた業務内容とちがった
全体像を把握しないままプログラミングを学んで転職した結果、思い描いていた業務内容と大きくちがい後悔してしまう人が多くいます。
例えば、アプリを開発できると思って入社したが、バグチェックなどのテスト要員だったなど…
業界には、どのような会社があって、どのような職種の人がいて、どのような流れで仕事がすすむのか?など、詳しすぎる情報は必要ありませんが、全体像は知っておくべきです。
全体像を知らない状態では、思っていたことと現実が大きく乖離しているということがよくあります。
少しのズレであれば大きく後悔しませんが、後戻りできない後悔になってしまうことも珍しくありません。
働き始めた後に後悔したくないなら、できるだけ早めに全体像を把握しておきましょう。
失敗例3:効率的な勉強方法がわからず挫折した
全体像を把握しないままプログラミングを学んだ結果、思うように学習が進まず挫折してしまう人が大勢います。
プログラミング学習の挫折率はとても高く、特に、行き当たりばったりで学習している人はほぼ挫折しています…
自分が身につけたいスキルはなのか?目標から逆算して学習内容やスケジュールを組み立てることが挫折しないポイントです。
プログラミング学習で挫折しないためにも、まずは全体像を知ることが大切です!
初心者は始める前に3つの全体像を知るべき!
これからプログラミングを始めたい初心者は、始める前に3つの全体像を知ってからスタートしてください。
全体像を知ってから始める理由は、失敗・後悔しないためです!
初心者が全体像を完璧に把握できないのでは?と考える人もいますが、最初から完璧に把握できなくても大丈夫です。
始めにぼんやりでも全体像を知っておけば、進んでいくうちに解像度が高まり、しっかり把握できるようになっていきます。
(目標を明確にするため)プログラミングでやれることの全体像
初心者は、プログラミングでやれることの全体像を知ってから始めることで失敗や後悔しにくくなります。
事前にやれることの全体像を把握する理由は、自分の目標を明確にするためです。
プログラミングでやれることの一例として下記があげられますが、他にもさまざまなことができます。
- SNSやスマホゲームで空き時間が楽しくなる
- AI(人工知能)で仕事や生活をサポートしてくれる
- 業務用アプリで作業時間を短縮できる
プログラミングが活きるシーンをイメージして、自分の興味がある分野を明確にし、自分の目標・ゴールを設定します。
ゴールが明確になると、ゴールから逆算して、やるべきことなど道筋が見えてきます。
一方、目標が漠然としている状態でスタートすると、やらなくてはいけないことが定まらず、無駄な時間や労力を浪費してしまいます。
結果として、スキルが身につかずモチベーションが下がってしまい挫折へとつながってしまいます。
プログラミングを始める前には、プログラミングでできることの全体像を把握してから始めるようにしましょう。
(転職後に後悔しないため)IT業界における職種・役割の全体像
プログラミングを学び始める前に、IT業界における職種や役割の全体像を知っておくことで後悔する可能性を減らすことができます。
事前に職種や役割の全体像を把握したほうが良い理由は、転職した後に後悔しないためです。
プログラミングスキルを活かして働くといっても、さまざまな職業の働き方があり、企業や人によって役割も大きくちがいます。
世の中の役に立つアプリやサービスを自ら企画したい!と考えていても、実際に転職するとバグチェックなどのテスト工程しか任せてもらえないこともあります。
思い描いていた理想と現実とのギャップによって、後悔する人はとても多くいます。
大切なことは、学び始める前に「自分はこんな仕事をしたい」・「こういう企業で活躍したい」などを定めて、目標から逆算して必要なスキルの勉強や人脈の形成をすることです。
プログラミングを学び始める前に、業界で働く人の職種や役割の全体像を把握しておきましょう。
(途中で挫折しないため)プログラミング学習の全体像
これからプログラミングを学び始める人は、事前にプログラミング学習の全体像を知ったうえでスタートするようにしましょう。
事前にプログラミング学習の全体像を把握したほうが良い理由は、途中で挫折しないためです。
プログラミングは、さまざまな学習スタイルや学習内容があるため、学び始める前にゴールまでの道のりを決める必要があります。
なんとなくプログラミング学習をスタートしてしまうと、学ぶ内容に過不足がでてしまったり、ステップごとに学べず理解に苦しんでしまいます。
結果として、学習のモチベーションが下がってしまい挫折してしまいます。
- 学ぶプログラミング言語は?
- 独学か?スクールに通うか?
- 学習期間は何カ月か?どのスキルまで習得するか?
上記以外にも事前に決めなくてはならないことがあるので、学び始める前に全体像を知って明確にしておきましょう。
学習の目標や学ぶ内容を明確にすれば、モチベーションを維持しやすく挫折を防ぐことにつながります。
これからプログラミングを学び始める人は、事前に学習の全体像を把握しておきましょう。
プログラミングでやれることの全体像
プログラミングを学び始める前に、プログラミングでやれることの全体像を把握することで、失敗や後悔を回避できます。
- どういうことができるのか?
- どのように役立つのか?
- 自分がやりたいことはなんだろうか?
さまざまな視点から全体像を見てみましょう。
プログラミングはさまざまな課題を解決できるスキル
プログラミングは、さまざまな場面で役立つスキルです。(すこし大きな話です。)
- さまざまな課題を解決できる
- 大小さまざまな場面で役立つ
- 生活が便利になり人生が豊かになる
上記は一例ですが、プログラミングスキルは、現状を良くすることに役立っています。
プログラミングでさまざまな課題を解決する
プログラミングは、課題を解決するためにさまざまな場面で利用されています。
たとえば、公共交通機関の乗り換え検索アプリは、目的地までの所要時間やルートを簡単に調べることができます。
乗り換え検索アプリが無い時代は、地図や時刻表を見ながら時間を掛けて調べていました。
今では乗り換え検索アプリが当たり前ですが、ひと昔前は、こんなに簡単に調べられるようになるとは夢にも思わなかったはずです。
生活するなかで発生するさまざまな課題は、プログラミングスキルを活用してどんどん解決されています。
大きなサービスだけでなく小さなツールも役に立つ
プログラミングは大きなサービスを生み出すだけでなく、小さな課題を解決するためにも役立っています。
たとえば、あなたが抱えている業務課題を、プログラミングを活かして改善する「業務改善ツール」をつくることもできます。
日々の事務作業(ExcelやWordなど)を自動化すれば、単純作業の時間が減り、生産性が向上します。結果として残業時間が減少したり、時間を生み出すことができます。
私がプログラミングを始めたきっかけも、「自分の業務を自動化して効率化したい」という目的でした。
生活が便利になり人生が豊かになる
プログラミングは、今までの生活を便利にすることができ、人生が豊かになります。
たとえば、お掃除ロボットを利用すれば、人間が掃除しなくてもキレイな状態を保つことができます。
自宅の広さによって掃除時間はそれぞれですが、1日に30分以上かけている家庭も珍しくありません。
掃除をお掃除ロボットへ代用することで、毎日30分の自由時間を生み出すことができ、より良い人生をおくることができます。
プログラミングは、さまざまな課題を解決でき、人々の生活をより良くしてくれるスキルです。
プログラミングでさまざまなものがつくれる
プログラミングは、さまざまなモノ(アプリやサービス)をつくることができます。
- 業務アプリケーション
- Webサイト・Webサービス
- 組み込みロボット
- スマホアプリ・スマホゲーム
- AI(人工知能)
プログラミングでつくられるモノは、課題を解決したり、生活を便利にしたり、楽しい時間を過ごせたり、人生を豊かにすることができます。
業務系アプリケーション
プログラミングは、業務系のアプリケーションをつくることができ、さまざまな業務や作業を効率化しています。
たとえば、マイクロソフトのExcelやWordなど有名な業務系アプリケーションはプログラミングでつくられています。
誰もが知っている有名なアプリケーション以外にも、特定の業種向けや、特定の職種向けのアプリケーションも開発されています。
タクシー管理に特化した業務系アプリや、給与計算など総務職に特化したアプリなど把握しきれないほどの業務系アプリが利用されています。
Webサイト・Webサービス
インターネット上で利用できるWebサイトやWebアプリもプログラミングでつくられています。
たとえば、企業のホームページやYahoo!などの情報ポータルサイトなど、さまざまなWebサイトやWebサービスが人々の生活を便利にしています。
テレワークの普及によってWeb系の需要が伸びており、多くのWebサービスが登場しています。
Webの特徴として、場所を選ばず同じデータにアクセスできるので、事務所以外の場所からでも仕事ができます。
Web系の需要は今後も拡大し続けることが予想されています。
組み込みロボット
家庭用ロボットや工作用ロボットもプログラミングでつくられており、さまざまな場面で活躍しています。
家庭内では、家事を手伝うお掃除ロボットや安らぎを与えるペット型ロボットなど、さまざまな家電にプログラミングが組み込まれています。
また、自走するロボットだけでなく、生活家電にもプログラミングを利用した制御機能が搭載されています。
産業用の工作用ロボットも活躍しており、自動車などの製造業ではロボットなしでは業務が成り立ちません。
AI・人工知能
ChatGPTによってAI・人工知能が大注目されていますが、AIもプログラミングでつくられています。
たとえば、未来の株価を予測したり、明日の天気から蓄電池の出力を制御したり、日常のさまざまな場所でAIが活用されています。
これまでのAI・人工知能は、組み込まれたAIの存在がぼんやりしていたため、利用の敷居が高い印象がありました。
しかし、ChatGPTが登場した結果、チャット感覚で気軽に利用できるためAIに対する敷居が下がり、今まで以上に興味をもつ人が増えています。
実際に、AI・人工知能をつくりたくてプログラミングに興味をもつ人も増えています。
IT業界における職種や役割の全体像
プログラミングを学び始める前に、IT業界における働き方(職種・役割)の全体像を把握することで、失敗や後悔を回避できます。
- 自分のやりたいことを実現するためには?
- 身につけたスキルを活かせる場面は?
- どんなことを、どのレベルまで学ぶべきか?
全体像を知っておくことで、さまざまな視点で考えられるようになります。
転職してからのミスマッチを減らすためにも、必要であればどんどん掘り下げて調べてみましょう。
プログラミングスキルを活かした職種
世の中には、プログラミングスキルを活かした職種や役割がたくさんあります。
職種によって、必要とされるスキルの高さがちがうので、自分の目標に合ったスキルの習得を目指しましょう。
この記事では全体のなかからメイン職種を紹介しますが、紹介していない職種に興味があれば自分なりに調べてください。
- ITエンジニア
- システム会社の営業マン
- スクール講師・教育担当
- 企業のシステム管理者
ITエンジニア
プログラミングスキルを身につけることで、ITエンジニアになることができます。
ITに関わる技術者(エンジニア)のことで、ITエンジニアのなかで分野ごとにさまざまなエンジニアに分かれます。
- システムエンジニア
- ネットワーク・インフラエンジニア
- Webエンジニア
- プログラマ
上記のように詳細な役割によって呼び名が変わり、必要なスキルや知識も異なります。
システムエンジニアがシステムやサービスを企画・設計し、プログラマがコードを書いてシステムを構築していきます。
インフラエンジニアが構築したサーバー環境に完成したシステムを反映します。
プログラミングを学んでいる多くの人が目指しているの職種が、ITエンジニアです。
システム会社の営業マン
システム会社の営業マンも、プログラミングスキルを活かせる職種です。
プログラミングスキルが無くても営業できますが、知識やスキルがあれば顧客に対して現実的な提案ができる営業マンになれます。
どの程度の知識やスキルが必要になるかは、企業によって大きく異なりますが、高いスキルは必要ありません。
高いプログラミングスキルよりも、顧客の要求と自社の開発チームを上手くすり合わせることが大切で、できない営業マンが獲得した案件は、自社にとっても顧客にとっても良くない思いをすることがあります。
システム会社の営業マンは、自分が開発するよりも、顧客の課題やニーズを解決できる提案をしたい人に向いています。
スクール講師・教育担当
身につけたプログラミングスキルを活かして、生徒や後輩を教える職種を選ぶ人もいます。
プログラミングスクールに通う人は年々増えており、企業内でも研修担当者を専任する動きが高まっています。
講師など人に教える場合は高すぎる専門スキルは必要なく、相手に合わせて分かりやすく、かみ砕いて伝えられるスキルが必要です。
専門的な用語を使って説明するより、学び始めたばかりの人と同じ目線で教えてあげられることが大切です。
スクール講師は、人に教えることが好きな人や、コツコツ積み上げていきたい人におすすめな職種です。
企業のシステム管理者
一般企業のシステム管理者もプログラミングスキルを活かせる職種です。
企業は業務のDXを推進しており、さまざまな業務系アプリを導入しています。
企業内で、業務アプリの選定を行ったり、運用環境の構築を行う職種がシステム管理者です。※情報システム部など
システム管理者は、幅広い知識とスキルが必要で、さまざまな課題から自社に合う商品や環境を選択しなくてはいけません。
異動などでシステム管理者になった人がプログラミングを学び始めるなど、逆のケースもあります。
プログラミングスキルを活かした働き方
プログラミングスキルを活かして働く人は、多様な働き方をしています。
実際に他業種と比べると、会社や場所、時間に縛られない働き方をしている人の割合が多いという特徴があります。
- 会社員
- フリーランス・起業
- 副業
どっちの働き方が完璧で優れている、ということはないので、自分に合った働き方を目指して頑張りましょう。
私は、副業でプログラミングスキルを活かしています。※本業でもプログラミングは役に立っています。
最初は会社員になる人が多い
プログラミングを学び終え一定のスキルを身につけたら、会社に勤める人がほとんどです。
スキルを向上させるためには、実戦経験を積むことが大切で、企業に就職することで効率良く実戦経験を積みあげることができます。
しかし、就職する企業によっては、プログラミングスキルを活かせる仕事を任せてもらえないこともあるので注意しましょう。
- ひたすらバグチェックなどのテスト要員
- 総務系などの事務業務がメイン
また、世間ではシステム企業を「自社開発企業とSES企業」に分けて議論することがあります。
どっちが完璧に優れていて、どっちがダメということはなく、それぞれの企業によっても大きくちがいます。
志望企業を検討する前には知っておくべき内容なので、気になる人は関連記事をご覧ください。
独立(フリーランス・起業)する人も多い
プログラミングスキルを高めた人のなかには、独立(フリーランス・起業)する人も珍しくありません。
時間や場所に縛られない働き方を求め、会社員から独立する人も多く、プログラミングスキルは独立に向いているスキルと言えます。
独立した人が全員成功しているわけではなく、上手くいかず会社員に戻ったり、会社員時代より収入が減ってしまう人もいます。
フリーランスや起業家として成功するためには、人脈がとても大切になるため、将来的に独立を目指している人は良い人脈づくりを心掛けてください。
スキルがあれば副業でも稼げる
プログラミングスキルを活かして、副業で稼ぐ人が増えています。
スキル次第でさまざまな副業案件があり、月20万円以上稼いでいる人も珍しくありません。
プログラミングの副業で稼ぐためには、案件が多いスキルを身につけることが有効で、スキルがあれば大小さまざまな案件にエントリーすることができます。
注意点として、「副業だから高いスキルは必要ない」ということはありません!逆に発注元にスキルをもった人材がいないために外注しているケースもあります。
本業・副業関係なく、自身のスキルを高めることが大切です!
プログラミング学習の全体像
プログラミングを学び始める前に、プログラミング学習の全体像を把握することで、失敗や挫折を防ぐことができます。
全体像を把握せず、行き当たりばったりで学び進めてしまうと、自分の目標と関係ない内容を勉強したり、思うように学習が進まず途中で挫折してしまいます。
私も全体像を把握せずに学び始めてしまったため、大きく回り道をしてしまいました…。
最低限、下記で紹介する全体像は知ったうえで学び始めましょう。
最短でスキルを身につけたい人はスクールに通おう
プログラミングを学ぶ人が最初に悩むことがあります。
- スクールに通うべきか?
- 独学で頑張るか?
私は独学でプログラミングを学び、企業案件を獲得できるレベルまで成長できました。
そんな私のプログラミング学習に対する見解は、今から始める人はスクールに通うべきです!
理由は簡単で、挫折せずに最短でスキルを習得できるからです。
逆に、独学でプログラミングを学ぶと、エラーなどで行き詰まり挫折してしまいます。
実際に私は独学でプログラミングを学びましたが、マスターするまでに2年以上かかり、何度も挫折を繰り返しました。
独学でプログラミングをマスターすることは不可能ではありません!しかし、時間がかかりストレスに押しつぶされ、圧倒的にコスパが悪いと感じます。
失敗や後悔せずにプログラミングを学びたい人は、プログラミングスクールに通うことをおすすめします。
目標からプログラミング言語を絞る
プログラミングを学ぶためには、プログラミング言語を選択しなくてはいけません。
コンピュータを動かすための命令文のこと。
しかし、プログラミング言語の種類はとても多く、初心者はどれを選べばよいか判断することができません。
- Java
- C言語
- PHP
- Ruby
- JavaScript(HTML&CSS)
- Python
- Swift
初心者におすすめなプログラミング言語の選び方は、自分の目標(やりたいこと・つくりたいもの)から逆算して選ぶことです。
下記を参考に選んでみましょう。
Webサイト、Webアプリをつくりたい
WebサイトやWebアプリをつくりたいなら、学習するプログラミング言語が複数あります。
- PHP
- Ruby
- Python
- Java
- Java Script
「覚える言語が多くて大変そう…」と感じたかもしれませんが大丈夫です。
はじめのうちは、上記のなかから1つ選んで勉強してください。
私のおすすめ言語は、PythonかPHPです。WebだけやりたいならPHP、Web以外にも興味があるならPythonです。
PHPは、多くのWebサイトで使用されている言語なので、マスターすれば働き口に困ることが無くなります。
Pythonは、Web以外にもさまざまなことができ、後述するAI(人工知能)との相性が良いので、将来的にWeb以外にも広げていきたいと考えている人におすすめです。
AI(人工知能)をつくりたい
AI(人工知能)に興味があるなら、勉強するプログラミング言語はPythonです。
Pythonは、AI開発に特化したライブラリ(拡張プログラム)が豊富で、スムーズにAI開発ができるため多くのAI開発に用いられています。
AI(人工知能)を構築するためには、AIに大量のデータを収集・加工・学習(機械学習・深層学習)させる必要がありますが、Pythonならこれらの作業がスムーズに行えます。
また、Pythonは初心者にわかりやすいプログラミング言語として人気が高く、これからプログラミングを始める人にはおすすめです。
「Pythonについて詳しく知りたい」このような人は、下記の詳しく解説している記事をご覧ください。
業務(ローカル)アプリケーションをつくりたい
Windows系の業務アプリケーションをつくりたいなら、C言語を勉強しましょう。
C言語は、Windows系のローカルアプリケーションを作成できる一番人気のプログラミング言語です。
C言語を使えるプログラマーが多いため、情報量も多く、効率良く学習できます。
C言語には、C++(シープラプラ)やC#(シーシャープ)など細かな種類があります。C言語のなかで迷った場合は、C++かC#を学んでおけば大丈夫です。
スマホアプリ、スマホゲームをつくりたい
スマホアプリやスマホゲームをつくるためのプログラミング言語は、スマホのOS(iOS系/Android系)によってちがいます。
- iOS系
-
Swift
- Android系
-
Ruby、Java、C言語
最近では、iOS系・Android系のどちらも開発できるクロスプラットフォームが登場しています。
したがって、OSを考えて言語を選択するよりも、言語を習得した後の汎用性を考えてプログラミング言語を絞ることがおすすめです。
たとえば、C言語なら、スマホアプリ以外にWebやWindowsアプリも作れるからC言語にしよう!など
個人的にも、JavaかC言語が汎用的にスキルを活かせるためおすすめです。
まとめ:全体像を知ってゴールを明確にしよう
この記事では、プログラミングを学び始めたい人が事前に知っておくべき全体像を解説しました。
- 全体像を知らずに学び始めてしまうと失敗や後悔してしまう。
- これから学び始める人はプログラミングでできることの全体像、IT業界の全体像、プログラミング学習の全体像を知っておくべき。
- はじめに自分の目標を明確にするほうが失敗・後悔しにくい。
- 初心者の人は、プログラミングスクールに通う方が挫折しずらい。
プログラミングスキルを身につけることは簡単ではなく、スキルを身につけた後でも簡単に稼げるわけではありません。
しかし、他業種や他職種と比べればプログラミングの需要は増加していくので、人生が良い方向へ向かうことは間違いありません。
私もプログラミングスキルを身につけて、業務スピードが向上したり、副業で稼げたり、たくさんの良いことがありました。
しかし、一つだけ後悔していることが、「独学でプログラミングを学んだこと」です。
たしかに副業で稼げるまでスキルは身につきましたが、何度も挫折し、数年の時間がかかってしまいました。
これからプログラミングを学んで人生を良くしたいと考えている人は、迷わずにプログラミングスクールに通うことをおすすめします。